体験談1. 子育ては親の自己実現の場ではない

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まいねん 40代

「子育て」とは、未熟な子どもに対して親が色々なことを教えていき、一人前の人間に育て上げること―。子どもを授かった時、私はそう信じて疑いませんでした。
まだ満足におしゃべりもできない娘に幼児教育の教材を買ってきては、その反応に一喜一憂し「娘のため」と言いながら、自分の考える理想の子育てを一方的に娘に押し付けている状態でした。
知らず知らずのうちにストレスがたまっていたのだと思います。自分の思う通りに娘が教材と向き合ってくれないと、きつく当たってしまうこともありました。娘が涙をうかべながら「ことばが、つめたい…」と言ったことを今でも忘れることができません。


やがて私の子育てに転機が訪れました。娘が小学2年生になった時、偶然手にしたレムリア・ルネッサンスの本。そこに書かれていたことは衝撃的でした。
人間のほんとうの姿は、肉体ではなく魂であり、しかも永遠に生き続け何度も生まれ変わっていること。そしてその魂は神という、愛のエネルギーによってつくられ、どれ一つとして同じ個性は存在しないこと。たとえ親子であっても、これまで経てきた魂の歴史は全く違うということ。等々。
私は、上から目線の態度をあらためて、おなじ人間同士として娘と関わり合うことを心がけるようになりました。今は未熟に見える娘であっても、目に見えない彼女の魂は私よりもずっと経験豊かで多くのことを内に秘めているのかもしれない。そう思えてきたからです。